学校長あいさつ

 6年一貫の教育で「学力」と「人間力」を伸ばす下関中等教育学校 




 本校は、公立としては全国で5番目、そして山口県では初の中等教育学校として、平成16年度に開校しました。以来、「地域の特性を生かし、国際化の進展に対応した学校づくり」を教育理念に掲げ、その具現化に向けて、「飛翔プロジェクト」と名付けた6つの特色ある教育活動に取り組んでいます。
 ●大学・地域連携:コミュニティ・スクール導入による大学や地域との連携
 ●人間教育:生徒会活動・部活動等による豊かな人間性と主体性の育成
 ●学力育成:6年一貫の効果的な教育課程による学力育成と希望進路の実現
 ●国際教育:国際交流と語学教育の充実によるグローバル人材の育成
 ●サイエンス教育:理数教育や講演会の充実等による理系人材の育成
 ●総合学習「海峡学」:キャリア教育と探究活動による主体的学習者の育成
 これらの教育活動を展開する中で、本校生徒は、「知・徳・体」をバランスよく身に付け、「学力」と「人間力」を高めています。
 とりわけ、「学力」の育成においては、大きな成果を上げてきています。
 本校では「総合的な探究(学習)の時間」を活用し、「東アジア文化入門」や「海峡学」という授業の中で、様々な学習の成果を統合し、論理的思考力や表現力を育成する活動を行うとともに、3クラス中2クラスを、東京大学、京都大学、大阪大学などのスーパーグローバル大学をめざす「グローバルコミュニケーションクラス(文系)」と「グローバルサイエンスクラス(理系)」、もう1クラスを地元の国公立大学などをめざす「プログレスクラス」としております。これにより、6年一貫の効果的な教育課程を生かし、先取り・速習を一層定着させ、教科書を早めに終えつつ、復習も十分に行いながら、大学入試に万全の態勢で臨んでおります。
 また、「人間力」の育成においても、他校にはない独自のカリキュラムに基づいた多様な活動を設定しています。その核となる教育の一つは「国際教育」であり、本校では、外国語の授業において、英語・ハングル・中国語のネイティブ・スピーカーを活用するとともに、海外語学研修として、生徒全員がカナダに行き、語学力はもとより、グローバル人材に求められるコミュニケーション能力等を高めています。また、姉妹校の韓国慶尚南道の晋州高校をはじめ、アメリカや中国、韓国などからの生徒の訪問団を積極的に受け入れ、異文化を積極的に理解する態度の育成にも努めています。
 さらに、地元の伝統行事である「平家踊り」を体験することなどを通して、日本の伝統・文化に対する理解を深めるとともに、変化の激しい時代に不可欠となる自主性・主体性を育てるべく、「旦陵祭(文化祭)」や「体育大会」などの学校行事では、生徒にその企画・運営を任せるとともに、部活動においても、生徒に考え判断させる場面を多くつくり、毎年、全国大会や中国大会に、複数の部が出場しています。
 夢や希望をもって本校を選び入学した生徒全員が、それぞれの夢の実現に向かって生き生きと勉学やスポーツ・文化活動に励み、その夢や目標を実現・達成できるよう、我々教職員は、一丸となって全力でサポートします。本校のさらなる発展に、今後とも皆様方の御支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。   
  令和3年(2021年)4月        

山口県立下関中等教育学校  
   校 長   山 本   弦  

中等年誌「旦陵」巻頭のことば

中等年誌14 巻頭のことば(令和元年度)

中等年誌13 巻頭のことば(平成30年度)

中等年誌12 巻頭のことば(平成29年度)

中等年誌11 巻頭のことば(平成28年度)

中等年誌10 巻頭のことば(平成27年度)